2012年3月20日
第13回 シェイクスピアを楽しむ会
赤坂区民センター
14時開演 3000円
毎年恒例。
これを見ると、春が来たな―って気持ちになります。
来年もよろしくお願いします。(早い)
古今亭半輔「初天神」
半輔さんが続いていて嬉しいよ、と老婆心。
余計なお世話ですが、強弱や間など、より面白くなられています。
ところで「初天神」での「よいよいよーい」と腕を振る仕草って、
子供にとって何が面白いのでしょうか・・・。
両側からなら、宙に浮かんだりして面白いでしょうが。
想像しているのと違うのかしらん。
古今亭駒次「飛行機こわい」
志ん駒師匠の紹介から(笑)。
海軍出身で、手旗信号をされる師匠のエピソード。
いわゆる「鉄」だという駒次さん。
私の周囲、男女関わらず鉄道好きが多いんですよね。
私も嫌いじゃないので、旅行先で便利です(笑)。
創作落語「飛行機こわい」は、
格安すぎて危ない飛行機があったら・・・という話。
冒頭から、CAさんが降りて、別の飛行機で目的地へ向かってしまったり。
笑いどころ多くて、お客さんも大ウケ。
古今亭志ん輔「小言幸兵衛」
「意地悪じいさん」になりたかったというマクラから・・・。
お馴染み幸兵衛さん。
小言だらけの長屋の家主です。
幸兵衛登場からの、立て続けの小言に、本人もイライラ。
下手だと、幸兵衛が嫌いになってしまうのですが、
傍観しているぶんにはおかしくなってしまう、良い幸兵衛。
子供のできない奥さんへの言い草には少し呆気にとられますが、
旦那がまた、良い人なのでした。
そして、これ以上ない人が来たというのに、もはや妄想で納得させてしまう。
その熱意もおかしい。
今年も正楽さんと募金用のはがきを作られたそうです。
かなりの額になりますよね。
<休憩>
正楽「紙切り」
見ないと伝わらない感動。
お題を出した方は、
クリアファイルを用意しているファン(たぶん)や、小学生まで幅広かったです。
お題は、花見・雛祭り・牡丹餅・富士と龍・入学式など。
みなさん春のツボ押さえてますね。
志ん輔「お伊勢参り」(翻案・湊屋一子)
「原作と違うぞ!」と毎回言ってくるお客さんがいるそうで、
「違うよって言ってるのに!」と返しつつも、
もはや気になってしまう、というマクラ(笑)。
今年は、追いかける女。
下敷きはシェイクスピア「終わりよければすべてよし」。
元気で賢い娘・お花ちゃんは、考えの甘い若旦那に片思い。
旦那夫婦には気に入られて、若旦那との結婚を勧められますが、
若旦那はもっと美人と結婚するんだ、とだだをこねます。
結婚を逃れる為、若旦那は江戸から京都へ修行奉公に出ます。
元気をなくしたお花ちゃんに、旦那夫婦は京都へのお使いをさせます。
女一人旅、心細い・・・と思いきや、持ち前の機転を生かして、無事京都へ着いたお花ちゃん。
さらに、若旦那の修業先でもトラブルを解決し、気に入られます。
若旦那は、今度は新規開拓だと言い訳し、伊勢へ逃げる!
絶対結婚しないぞと、不可能と思える条件を二つ、お花ちゃんに言い残しますが・・・。
今回は、舞台が広い!
笑うっていうか、苦笑いに近いかな(^_^;)
いかんせん、若旦那も魅力がわからないし、お花ちゃんは凄すぎるしで、
共感出来ないのですよ(笑)。
お花ちゃんに圧倒され続ける感じ。
湊屋さんも「愛しっぷりを楽しんでいただこう」と書かれています。
男にしてみたら、こんなに愛されることはないんだから、良い結婚かと。
若旦那の魅力は謎ですが、
私の知人にも、無職や浮気性の旦那抱えて四苦八苦している人がいますし、
そういう人はお花ちゃんタイプです(笑)。
今年は冬が長かったですねー。
季節は待てば来るでしょうが、
今年は特に被災された皆様のおこころに、春が参りますよう。

